建物全体での電力の使用状況をリアルタイムで把握・記録する事で、適切な対応が出来ます。
ピーク電力を抑制する事で、基本料金を削減する事が出来ます。
また、空調等を自動制御する事で確実に効果を発揮します。

デマンド契約

そもそもデマンドとは何でしょうか?デマンドとは「30分間の使用電力量のことです。」

デマンド契約は、契約電力が50kw以上500kw未満は実量制契約となります。つまり「使った分にあわせて基本料金を取りますよ」という契約です。

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電気料金は「基本料金+使用料金+消費税 」で決まります。

基本料金は当月と過去11ヶ月の最大需用電力(ピーク電力)により契約電力が決まります。つまり「一番電気を使ったときの値で基本料金を決めますよ。」と言うことです。

契約電力が決まると、その後1年間適用されます。つまり、一度でもたくさん電気を使ってしまうと一年間はいくら使用を控えても基本料金は下がらないと言うことです。

そこでデマンドコントロールによりデマンド値を下げることによって、基本料金と使用料金を削減します。

demacon接続ー系統図

デマンドコントローラーは電気の見張り番!

省エネというとすぐに思いつく事は、照明等不要な電気はすぐ切る、空調の設定温度を変える、と言った所でしょうか?

しかし、業種や施設によっては努力はしていても限界があり、省エネしたくても出来ないことが多いのです。

デマンドコントローラーは、各電力会社でも推奨している省エネ装置ですので安心です。
主に空調のコンプレッサーを管理運転しデマンド値を下げる事で、基本料金と使用料金を削減します。

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月ごとに差があるのは空調機の稼働率が違うためで、空調機の稼働状況によってデマンドコントローラーの制御範囲が変わってきます。(単純なパターン運転ではありません)

1電気の有効活用と現状把握

予め使用電力の目標を設定し自動的に使用状況をチェックし、『目標電力』 を越えそうな場合は警報等でお知らせします。

2ムダな電気を見張ります

予め機器や器具に優先順位を設定し、使用電力が目標を超えないように『優先順位』 に従って管理します。

3生産設備・受電設備の検討

現状を把握し、将来を見通し適切な設備運営を図るため、生産設備の増加等による契約電力の増加分を必要最小限にします。

4監視、管理業務の自動化

電力制御の常時監視から解放されたい。監視業務の自動化で電力管理を合理的に、より確実に行いたい。



使用電力量監視のため受電メーターにパルス検出CTを取り付け、信号を親機で監視します。
デマンドコントローラー子機が室外機の運転状態を監視、予定使用量を超えそうな場合、空調機が破損しないように、安全に運転をコントロールします。
接続-系統図

接続-系統図

電気の使用量を削減することによってCO2の削減ができ地球温暖化防止に貢献できます。

施工例よくある質問


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