地熱こそベースロード電源となりうるという人もいるが、地熱発電所は計画的に作れるものではないということが大前提にあります。

 地熱こそベースロード電源となりうるという人もいるが、地熱発電所は計画的に作れるものではないということが大前提にあります。
実際は「ここに建設したい!」と場所から決めることはできず、「各種マテリアルを採掘していてよさそうなとこが見つかったので、どうでしょう?」という副産物的なものだと言う事を知らないといけない。
しかも、計画通りの熱を採れるかと思えばそうでもない。
井戸を掘って熱を採る「熱だまりの熱枯れ」という問題もある。
当然その逆もあり、予想以上の熱が採れる場合もある。
とりあえずあちこち地面を掘ってみて試せばよいでわないか?と言う向きもあろうが、日本は国土面積が狭く有望視される場所はほとんど国立公園内にあり、法律の縛りもある。
それ以上に、森林伐採と井戸を多数に掘ることによる自然環境への影響も考えなくてはならない。
地熱発電初は地震等の災害にも強く、24時間安定した発電が出来るが先に挙げた問題もある。
やはり、日本は地消地産でその地に合った発電方法を選ぶ必要があると思います。
そして、その前にやるべきことは【省エネ】で使うエネルギーを少なくすること。
使う量が少なくコンパクトなエネルギー網を目指すことが、日本の向かうべき方向と思います。

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