電気を使わない冷蔵庫“ZeerPot”???
今回は僕が専門学校で教えている省エネの授業の中で、面白い実習をしましたのでご紹介しますね。
主に電気の省エネを授業として行っているのですが、今回は思い切って通常電気を使っている物を「電気を使わないで」同じ効用を得られないか?
と、いう実験を行ってみようと学生達に持ちかけてみました。
通常、電気のことを学校で学んでいる彼らからすると、電気を使わない?????
となって、興味が湧いたようです(^^)
で、いろいろ調べて辿り着いたのが「ZeerPot」
1995年にナイジェリアのモハメド・バー・アッバさんが開発したものです。
ザックリと説明しますと、小さな鉢を大きな鉢の中に入れ、その隙間に砂を敷き詰め、その砂に水を吸わせます。
外気温で砂に含ませた水が蒸発するときの気化熱で小さな鉢の中を冷やす仕組みです。
アフリカは日本と比べると電気のない地域が多く、とても暑い国ですよね。
食べ物はあっという間に腐ってしまいます。
そんな中で生まれた“知恵”の結晶「ZeerPot」
僕も初めて知った時は大きな衝撃と感動を覚えました。
これは湿気の多い日本で使えるのだろうか?そんな疑問を解消すべく実験です♪
これはWizの屋上にあるスマートカフェ。ここで実験します♪
各課の学生達が実習で作っているものです、ソーラー発電と蓄電池で完全オフグリッドなカフェ兼事務所を構築予定です(^^)
材料はこれだけ!ホームセンターで全て調達しました。
大きな鉢に砂を敷き詰め、
小さな鉢をその中へ入れて、周りに砂を敷き詰めまて水を入れます。
これで出来上がり(笑)
庫内に缶ジュースを入れて、温度がどう下がるか測ります。
後は気温が上がるのを待つだけ。
外気温が上がれば上がるほど、冷えるはずです。
この日はもう夕方に差し掛かりましたので、冷えるのは期待ができません。
って、まだ梅雨明けしてませんのでチト微妙ですが・・・
一日晴れた日にどんな変化が見られるか?楽しみです。
次回のレポートをお待ちください(^^)♪
楽しみにしております、
知ってると思いますが
最近ネットで見た、記事以下、
も期待してます、御社?御校にも期待しています、またニュース、メッセージください、
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電気を使わない冷蔵庫⁉️
電気がなければ、多くの先進国で使われているような冷蔵庫は使えない。食品の保存ができないため、毎日スーパーマーケットや市場に買い物に行かねばならず、交通費も時間も馬鹿にならないのがアフリカで暮らす一部の人々の現状だ。家庭レベルにかぎらず、輸送においても冷蔵庫なくして衛生的な食品管理は難しい。
マサチューセッツ工科大学出身者によるスタートアップ「Evaptainers」では、電気を使わない冷蔵庫「EV-8」を開発し、途上国を中心に普及を目指している。