これからのふくしま
今日はこれからの被災者支援をどう進めていくか、どのような仕組みを作っていくのか?
県と支援センター、共生センター、NPO、民間企業での意見交換に参加してきました。
私の住む地域で最大の避難所が今月8月31日で解散となり、避難されている方は仮設住宅へ移ることになっています。
【仮設住宅に移る】ということは設備の整った所に住む事ができて一見良いように思われるかと思いますが、そうとばかりは言えないのです。
仮設住宅へ移るということは、家賃は掛かりませんが生活は自立していると見られ全て自分たちでなんとかしなければならないのです。
土地を追われ生活基盤をなくした人達が、仕事もない知らない土地でどうやって生活して行けというのでしょうか?
特にお年寄りや障害をもった方々は生活の足もなく、生活の糧もなく介助・介護もない状態でどうしろというのでしょうか?
仕事をしたくても、今の福島県内では仕事もそう簡単に見つかりません。
そこで、そういった方々に少しばかりでも仕事をしていただき生活基盤を固めてもらうためにはどうしたらいいだろうか?と有志で集まりました。
県や支援センターにも出来る事出来ない事が当然あります、自分たちの範疇を超えてまでは活動できません。
しかし、彼らは言います「何とかしないと!このままではいけない!!」と・・・。
今までは一箇所に集まって支援を受けながら助け合得たものが、仮設住宅や借り上げ住宅へ移ればみんなバラバラ。
お年寄りの安否確認も手薄になります、活動的に仕事など探して外に出ていける人はまだしもそうでない人は引きこもりがちになってしまうでしょう。
大げさでなく、このままでは孤独死や自殺者が増えてしまうのでは?と思いました。
ふくしまの被災者は他県の被災者と決定的に違うことがあります。
それは、仮設住宅が自分達の住んでいた地区に作ってもらえず知らない土地に作られたということです。
既に書きましたが知らない土地で土地勘もなく移動手段もままならず、仕事もない状態で「さぁ、住むところあるんだから後はご自分で」と言われてもどうすればいいのでしょう?
なんとか官民協力しながら「オールふくしま」いや「オールジャパン」で安心して生活できる仕組みを作っていかないとならないと思いました。
官だろうが民だろうが関係なく「何とかしなければ!」と思っている人はいるのです。
私に出来ることはもしかしてないかもしれません、あったとしても本当に少しかもしれません。でもアイデアでも声掛けでも何かできることがあるのならやっていこうとあらためて思った今日でした。
(c) tooru sasaki|ストックフォト PIXTA
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