基本はコツコツと
今朝の新聞で今夏の東京電力・東北電力管轄内での電力制限の適用除外と制限緩和が発表されました。
おおまかに言いますと、被災地区は当然ですが、病院・福祉施設や鉄道等の公共性の高いところは削減の適用除外もしくは制限緩和。
つまり、削減しなくて良いですよということですね。
そのほかにも、やはり上記に準じた公共性の高いところは削減目標が5%~10%と緩和されています。
一般企業は15%の削減目標でかわりありません。
一般企業の場合、被災地でも目標に変わりはありません。
しかも、この目標には罰則規定があります。
故意に制限令に違反すると100万円以下の罰金を取られる可能性があります。
契約電力500kw以上の需要家が対象ですがなかなか厳しい内容ですね。
500kw以上の工場などはエネルギー管理士という省エネの専門家がいますので、すでにかなりの効率化をしているはずですから、言ってみればもうやることがあまり残っていない状態かもしれません。
そう考えると、今回自主目標とされている我々一般家庭や小口の需要家である企業で、コツコツと削減することで目標達成に貢献していかなくてはならない事を強く意識していく必要があるのではないでしょうか。